パソコン専門店グループ会社 様パソコン専門店グループ会社 販売推進課 様
全国展開しているパソコン専門店グループ会社様にお聞きしました。 パソコン・家電業界は激戦区ですが、お店のVMD導入についての経緯をお聞きしてみました。
Q1. VMDを導入するきっかけは、どのようなところから来たのでしょうか。
ある程度まで独自で行っていた商品陳列作業への着目を強化し、お客様にとって買い易さの追求(視認性、リレーション、ワンストップなど)、社内的ルールの再制定による効率的な陳列や配置の見直しを実施することによる、更なる売上確保策があると気づきました。それがVMDだったのです。
Q2.VMDによって、どのようなところが改善できたのでしょうか。
同時購入される商品量が増加しました。連動性を持たせた部分では特に、関連商品の購入アイテム増加による効果は大きかったです。お客様が必要な物を気づきやすい効果が出ています。また、エンド棚の活用により、その関連の棚へのお客様の誘導性や滞留時間が延びることによる販売チャンスの向上がみられました。
Q3.その他、これからの売場づくりに期待することなど、お教えください。
一時期だけの改善ではなく、長期的に継続的に売場改善を行う事が必要な為、なるべく低コストで応用の出来る仕組み作りが必要です。 そのためには、携わる人の意識改善の必要性を感じます。VMDを効果的に実現するには、自分達が実施した事による効果が結果的として数字に 同反映させられるかが第一であると感じます。そういう理由で、VMD実施前後の数字推移の分析を解りやすく示す事が出来るようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。 当社の工夫した点は、売場のゾーニングを明確にすること、主導線や 副導線を回遊しやすくレイアウトしたことです。 業界の中でも接客サービスで知られているパソコンチェーン店様で、お客様だけでなく店員が接客しやすい売場づくりも考えていきたいと 思います。