リモデル（店舗改装）
「リモデル」（店舗改装）は、これからチェーン展開してようとしている小売事業のモデル店舗構築サービスです。すでにチェーン展開している法人様は、店舗の見直しと高収益体制に移行するためのショップ・リブランディングとなります。
また、メーカー・卸様にとっては、小売店内自社ブランド・コーナーの売場再構築を図るサービスになります。
単なる改装と違って、ブランド売場のコンセプトから商品構成、ゾーニングを経て、展示・陳列、POP構成まで売場全体のデザインをプランいたします。
実験店に最適
リモデルは、実験店に最適です。●モデル店 ●店舗の再ブランド化 ●新しい業態の新店舗 ●メーカーのアンテナショップ ●ネット通販のリアル店 ●ブランドミックス型の店舗 などに活用できます。実験店を開店し、運用を行い、軌道修正しながら水平展開をしていき、チェーン店化していきます。
リモデルは、今までの店舗のあり方を大きく見直す転換点になりますので、著名な建築家に依頼するだけでは、ハコのみの直しになってしまいます。ショップデザイン、品ぞろえ、ディスプレイ、体験販促・・・この4つの要素を持つVMDならではの実験店舗が完成できます。
リモデル項目
改装・改善は、当社が施工会社と連携して改装をプロデュースします。VMDコンサルティングをしながら、リモデル項目に沿って改装・新装プランを提出していきます。プランは、VMD分類、店舗レイアウトなど11項目が基準で、項目ごとにプランを提出していきます。
主な項目を下記に掲げます。
現状の売場の改善点を指摘します。改善のための具体的な方法を盛り込みます。チェックシートによる診断、写真による診断、それらの組み合わせなど、目的に合った診断方法を採択します。作成物は診断シートになります。
店舗診断後、店舗コンセプトの策定をします。店舗コンセプトとは、「こんな店にする」というお店の概念を言葉で言い表したものです。売場づくりにかかわる方が理解しやすく、覚えやすいフレーズをつくります。作成物はコンセプトシートになります。また、言葉だけではなく、店舗の世界観をイメージで表した「コラージュボード」を使用することもあります。
VMD分類は、お客様の買う順番を決める作業です。MD分類にお客様の購入優先順位をつけていきます。これを展開といい、大きくはゾーニング、小さくは棚割りの展開を決める指標になります。VMD分類は別名、展開分類ともいいます。作成物は、VMD分類ツリー図になります。
データシートを基に、フロアのゾーニングを考えます。VMD分類の大・中・小分類のゾーンをレイアウトします。お客様にどのように歩いていただくか？の入店・回遊導線、主通路の策定をします。作成物は、ゾーニング図になります。
期ごとのMDテーマに合わせて打ち出し商品を決め、ディスプレイテーマを決めます。それに必要な商品とディスプレイ用品を調達し、基本構成に沿ってディスプレイを施します。作成物は、MDPシート(ディスプレイの指示書)になります。
サインは看板のこと、POPは広告のことです。サインはブランドのマークやロゴそのものでもありますが、来店客誘導のためのツールでもあります。POPは販売促進のためのツールです。POPは取り付ける器具や位置、サイズや素材などもルール化していきます。作成物は、サイン・POPルールブックです。
発注方法
新装・改装は、下記のようなフレームワークで進行します。当社が設計または施工会社と連携して改装をプロデュースします。基本的には「コストオン&分別発注方式」を採用しています。つまり、プランニング・デザイン・企画設計は当社が、施工・印刷等制作物納品は各業社が直に担当します。
リモデル事例
改装オープン後の店内。「重快感」というコンセプトを策定、改装しました。プランニング期間は5か月。
新店オープン後の店内。「カルナバーレ(乾杯)」というテーマを策定しました。プランニング期間は8か月。
移転改装後の店内。「トコトン遊べるカメラ倶楽部」というコンセプトを策定しました。プランニング期間は8か月。
改装後の店内。「座り心地もオーダーメードできる、ソファ専業メーカーのお店」というコンセプトを策定しました。プランニング期間は2か月。